企業経営をサポートし、 アジア事業を 軌道に乗せる

経営戦略

経営企画部

K.M.

2006年 中途入社

CAREER PATH

キャリアパスの図表
  1. Q1 現在の仕事内容と入社後の
    キャリアパスについて

    2006年9月に中途入社し、家電のMD(マーチャンダイジング)業務からキャリアをスタートさせ、ブロック長、エリアカテゴリーリーダー、店長、新店の立ち上げに携わった後、PB(オリジナルブランド)商品の責任者を担当しました。
    その後PB(オリジナルブランド)開発やSPA(製造小売業)維新リーダーなどを経て、2024年から海外事業の経営計画に携わり、アジア事業の全般を担当しています。アジアでは、シンガポールの最初の店舗を皮切りに、「DON DON DONKI」の名前で、国・地域に合わせてローカライズしながら出店を進めています。現在は、香港、シンガポール、タイ、マレーシア、台湾、マカオの6つの国と地域に46店舗を展開しています。(2025/2/28時点)

    主な業務としては、既存店舗の経営を盤石にしていくために、現地の事業責任者とオフライン・オンラインでやり取りをしながら、会議で出た課題を分析・フォローすることです。アジア事業における営業利益率の向上を図るべく、現地のお客さまの声を反映させた店舗および営業戦略の立案・実行を行っています。5年10年先の未来から逆算した予算を作成し、現地の事業責任者と伴走しながら「事業とはなにか?」「どのように成長するか?」を日々考察しています。課題をクリアしていくことで、安定した収益モデルを確立することを目指しています。

  2. Q2 入社後の印象的なエピソード

    社内でジョブチェンジしながらさまざまな業務に携わってきたのでやりがいは日々感じていますが、一番印象に残っていることは、 PB(オリジナルブランド) 開発時代に失敗商品を販売してやらかしたことですね。それも2つも(笑)。

    1つめが「巻取左衛門 蓄電の助」というモバイルバッテリー。充電ケーブル一体型の大変便利なアイテムだったのですが、想像以上に原価がかかり割高になってしまったことや、ネーミングやパッケージを凝りすぎて魅力が伝わらなかったことなどが重なり、全く売れませんでした。

    そして2つめが「三段変形 ドンナトキモスタンド」。変形させることで、スマホ・タブレット・ノートPCのどれにも使える折りたたみ式スタンドです。今でも愛用しているほど、とても便利な商品だったのですが、三段変形するロボットをイメージしたパッケージにしたところ、またまた魅力が伝わらず、全く売れませんでした。

    売れなかったのは、ネーミングやパッケージばかりに気を取られ、本質を見落としてしまったのが原因だと思っています。PPIHは、失敗を良しとしてくれる社風ではありますが、同じミスを繰り返してしまったことで、ものすごく反省しました。当時の失敗を二度と繰り返さいために自戒の意味も込めてこの2つの失敗商品を手に持った自分の写真を、社内で使っているチャットのアイコンにして、どんな業務に携わるときも本質を見失わないように気を付けています。

  3. Q3 PPIHの特徴である
    「権限委譲」を
    実感したエピソード

    入社以来、常に「権限委譲」を実感しています。最小限のルールで上長から細かくプロセスコントロールされることもないため、自分なりのやり方でやってみた結果、うまくいくケースもあれば、失敗するケースもあります。だからこそもがいて、簡単に出ない答えに葛藤することばかりです。そんな時は、自分の考えに固執せず、周りの協力を得ることも大切だと感じています。

    しかし権限委譲されているからこそ、同じチーム内のメンバーはもちろん、他部署のメンバーともWin-Winの関係を築けていないとうまく進まない場合が往々にしてあります。一人ひとり役割が決まっていて、権限委譲されている中で業務をこなしているため、相手にもメリットが生まれるような提案をすることが重要です。だからこそいついかなる時もしっかりとコミュニケーションをとり、双方のメリットを理解し、コンセンサスを得た上で次のステップに進むように心がけています。それが会社全体の利益を生むことにも直結しているので、権限委譲の大きなメリットだと感じています。

  4. Q4 仕事において
    大切にしている「価値観」

    昔と今で大きく変わってきました。以前は、早く成長することを最優先に、自分を高めるため、自分の能力を上げるためにがむしゃらに駆け抜けていました。だからこそ、PB(オリジナルブランド)商品開発で2度も同じ失敗を繰り返してしまったのだと思います。

    しかし自分がマネジメントする立場になってからは、チームビルディングを実践しながらメンバーおよび組織のパフォーマンス向上に努めています。これこそPPIHの企業理念のひとつである「主語の転換」に通じます。どんな時も相手の立場に立ち、相手を主語にして考える発想を持つことを大切にしています。

  5. Q5 PPIHを選んだ理由

    入社前に働いていたアパレル系ショップの閉店に伴い、求人サイトで転職先を探していたところ、PPIHの社員募集を発見しました。「ドン・キホーテ」の店舗には数えるほどしか行ったことがありませんでしたが、「圧縮陳列」「価格訴求品」などユニークな売り場作りを展開していることから、面白そうな会社というイメージがありました。ショップ経験もあったので面接を受けに行ってみたら、面接官が当時の社長ですごく驚いたことを覚えています。ますます興味が沸き、入社を決めました。

    前職は商売っ気がなく、イチ販売員という感じで仕事もルーティン化されていましたが、「ドン・キホーテ」の店舗では裁量権を持って働くことができ、毎日がとても新鮮でした。最初は右も左もわからず、メイト(パート・アルバイト)さんに教えてもらう日々でしたが、とにかく売り場に立つのが楽しかったのを覚えています。経営企画に異動してからも、充実した毎日を送れており、本当に今の今まであっという間に時間が過ぎている感覚です。

  6. Q6 これからのキャリア目標

    目下の目標は、今携わっているアジア事業を軌道に乗せること。そして、さらなるキャリアアップを図りたいと考えています。現在の間接部門の経営企画に異動してから、本社機能のさまざまの取り組みを知れたことで、会社経営の理解がより一層深まりました。また、店舗業務をはじめ、商品開発、経営企画など複数の部署での経験を経て、業務内容が変わってもすぐに順応できるという自信がつきました。

    今後はプロジェクトマネジメントに必要なスキルを習得し、マネジメント力に磨きをかけ、ゆくゆくはGMになれるポストを目指したいと思っています。

MESSAGE

就活生へのメッセージ

間違いなくやりがいがある会社です。「権限委譲」の名の通り、従業員に与える権限の枠は、他社と比べても非常に大きいと思います。
半期ごとに賞与や給与が更新される半期半俸制のため、しっかりとやるべきことのスコープを定めスピード感を持って実行していくとすぐに評価してくる会社です。

もちろん結果を出していかないといけませんが、失敗を許容する文化も根付いており、どんどんチャレンジすることができます。
実力主義で自由な社風のため、自己成長しながら意欲的に働きたいと考えている方の応募お待ちしております。

※役職名・職責・配属は取材当時の情報になります。

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