お客さまが 本当にほしいと思う商品を 生み出す

お客さまが 本当にほしいと思う 商品を生み出す

マーケティング

マーケティング戦略部
課責任者

S.M.

2016年 新卒入社

CAREER PATH

キャリアパスの図表
  1. Q1 現在の仕事内容と入社後の
    キャリアパスについて

    現在はマジボイス推進課に所属しています。「マジボイス」は、“みんなの声で、ぜんぶが変わる!?”をコンセプトに2023年11月にリリースした自社電子マネー機能付きアプリ「majica」内のサービスです。お客さまが購入した商品や、よく利用する店舗などに対するリアルな声を集め、その声に真摯に対応するべく、商品開発者や店舗のハブとなり、改善していくのが今の業務です。その結果、コアファンを醸成していき、“お客さまにとって最も都合の良い店”と感じていただきPPIHの事業貢献に繋げていくのがミッションです。

    2016年に新卒入社し、中国・四国エリアの店舗に配属され、アパレル責任者を約3年担当した後、1年ほど店長を経験しました。その後、縁があって新卒採用課に異動しましたが、会社の注力事業であるPB(オリジナルブランド)商品を広げていくための社内公募を発見し、それに立候補し着任。その時にマイボイスの前身となるWEBサイト「ダメ出しの殿堂」の運営に携わったことがきっかけとなり、現職に就いています。

  2. Q2 入社後の印象的なエピソード

    PPIHの一大プロジェクトである「マジボイス」の開発に携わったことです。機能の設計からリリースまで、約2年かかりました。開発する上で一番意識したことは、PPIHの企業文化「主語の転換」です。事業目線ではなく、お客さまの立場に立ち、便利だと思ってもらえるための機能を考えながら開発しました。実際にマジボイスは、お客さまが購入した商品を「いいよ!」または「ビミョー」の二択で評価する「正直レビュー」と、店舗や商品の使い方に関するアイデアを自由に投稿できる「おしえて掲示板」の2つのコンテンツで構成されています。

    PPIHの企業原理である「顧客最優先主義」に基づき、“お客さまにとって最も都合の良い店”を目指すべく、公序良俗に反する投稿以外全てさらけ出し、透明性と即時性を大事にしました。そのため、今集まっているマジボイスの情報は、どの口コミサイトよりも信頼度が高いと自負しています。またマジボイスでいただいた声をもとに商品や価格、店舗の設備やサービスなどの改善に奔走する私たちを包み隠さずお見せするために、「マジボイス実現委員会」を設置し、その様子を公開しています。

    これまでは既存のものをさらに大きく進化させていく仕事がメインでしたが、0から新しくサービスを作る仕事は初めての体験でした。アプリの機能開発や運用の構築、プロモーションなど、大変なことばかりではありましたが、その反面、成長を感じることができました。運用から1年経過して、マジボイスの責任者に就けたことも嬉しかったです。

  3. Q3 PPIHの特徴である
    「権限委譲」を
    実感したエピソード

    顧客最優先主義と言いつつも、マジボイスができるまでは、商品開発担当者が「これだ!」と思いながら開発したものでも、残念ながらお客さまに全く響いていない商品もありました。だったらお客さまに権限委譲をしてもいいと思い、その思いをマジボイスに反映してみたのです。

    マジボイスに集まってくる声の中には、こういう商品が欲しいというリクエストも多く寄せられるので、その声を参考に商品の開発・改良を始めました。約1年ですでにそういった商品が30以上あります。例えばマジボイスをリリースして、一番多くの声をいただいた商品が「情熱価格 無添加からだ想いラップ」。「切れにくい」「すぐ剥がれる」「パッケージがすぐにダメになる」など、ものすごい数のダメ出しが寄せられました。さすがにこれを改善しないことには、顧客最優先主義の概念に反すると思い、直ちに改善しました。そしてその改良品を販売し、マジボイスにレビューしてくれたお客さまには感謝の気持ちを込めて無料クーポンも配布。改善内容を高く評価いただき、多くのお客さまに満足していただけました。お客さまに権限委譲することで、本当に欲しいと思える商品を作れるようになり、これこそが究極の顧客最優先主義だと思いました。

  4. Q4 仕事において
    大切にしている「価値観」

    「顧客最優先主義」と「主語の転換」です。第一に、お客さまなくして、事業の発展はありません。「お客さまにどのようなサービスを提供できるか?」「マジボイスがあって良かったと、お客さまに思っていただくためには何が必要なのか?」など、常に主語をお客さまに置き換えることを大切にしています。あとは部下と話す時でも、相手の立場を考えて、仕事の依頼方法など、コミュニケーションの取り方も主語の転換を意識しています。

    顧客最優先主義と主語の転換は、当社の創業者である安田隆夫が掲げた企業理念・行動規範である「源流」の考えに基づいています。この源流の理解浸透を図るために実施されているのが源流伝道士認定試験で、それに合格すると源流伝道士の資格を与えられます。私も源流伝道士のひとりで、日々の業務において源流を実践するとともに、それを浸透していく役割を担っています。このように徹底した源流経営の実践に努めながら日々仕事に向き合っているので、たとえどの業務についても私の価値観がブレることはありません。

  5. Q5 PPIHを選んだ理由

    入社を決めたのは、圧倒的な自由裁量権の大きさです。小さい頃の私は、勉強もあまり得意ではなく、何か特技があったわけでもなく、劣等感の塊でした。大学でも普通の生活を送っていましたが、そんな時にカフェのアルバイトにのめり込んだんです。アルバイトという立場ながらもイベントを企画する機会をもらい、その自由度の高さに魅力を感じました。

    そこでせっかく就職するなら、若いうちからいろいろなことを任せてもらえて、かつ自由に縛られずに何でもできる会社がいいと思うようになりました。他の企業から内定をもらっていたのですが、PPIHの説明会に参加して、実力成果主義で、結果が出れば若くても出世ができる会社だというが分かり、ここに決めました。実際入社したら、本当に裁量権の大きさにびっくり(笑)。こんなにも自分の考えを尊重してくれる会社は他にはないと思います。

  6. Q6 これからのキャリア目標

    短期の目標としては、マジボイスのプロジェクトを成功させることです。マジボイスができて1年半ほど経ちましたが、まだ当初描いていた理想の形には到達していません。マジボイスはお客さまの“マジ”な声をもとに、PPIHの未来を共に創る共創コミュニティとして、お客さまにとって「お気に入りの場所」になることを目指しています。老若男女問わずさまざまなお客さまがマジボイスに集まり、さまざまなコミュニケーションが行われる。その声に対して真摯に対応し、結果、“お客さまにとって最も都合の良い店”と感じていただける理想の形をつくることがこのプロジェクトの成功です。マジボイスが当たり前のように浸透していく世界が作れたら、会社にも貢献できる。お客さま、PPIHにとってもなくてはならない存在になりたいと思っています。

    そしてその目標を達成できたら、今後もマーケティングに関わる仕事にも携わりたいと思っています。さらに大きな権限を持っていろいろなことに挑戦したいので、役員になることも目標です。

MESSAGE

就活生へのメッセージ

今本当に感じることは、「若さは武器」ということです。というのも、20代での経験値が、30代、40代のキャリアを大きく変えることになると私は思っています。毎日上長から言われたことをこなす日々や、やりたいことがあるのに若いという理由で、自分がやりたいことができない……。そんな日々を過ごして、貴重な20代を終えるのはもったいないです。

若い時は、時間と体力があり、いろいろな経験ができ、失敗をしてもやり直しがきく時期です。誰かに言われたことをやるより、自分がやりたいことをやる方が、絶対に楽しく働くことができます。それができるのがPPIHです。
PPIHは、自分の意見を臆することなく言える方や、変化対応力がある方を求めています。ぜひPPIHに入社して、毎日イキイキとワクワクしながら働いてほしいと思っています。

※役職名・職責・配属は取材当時の情報になります。

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Break the Rules

壊そう“イマ”を、創ろう“ミライ”で。