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Q1 現在の仕事内容と入社後の
キャリアパスについて群馬県にある5店舗を管轄している、ミリオンスター支社長という職責を担っています。管轄エリアの経営は社長と同等の権限を与えられているため責任が伴いますが、とてもやりがいがあります。管轄内の1店舗では、店長も兼任しています。
主なミッションは、管轄店舗と支社全体の営業数値向上および売上予算の達成です。また、新規出店のシミュレーションやプレゼンなども行い、各店舗に足を運んだ際には、計350名近い従業員と直接コミュニケーションを取ることも大切にしています。
PPIHには、2014年に新卒で入社しました。最初は埼玉県の「MEGAドン・キホーテ春日部店」に配属となり、3年ほど雑貨部門の商品担当を務めました。その後は埼玉と東京の店舗で、玩具・バラエティ部門の担当やブロック長を務め、入社7年目からは店長にキャリアアップしました。
店長の次は支社長職に挑戦したいと考えていたので、店舗での業務に励みながらマネジメントについて学び、自分自身の引き出しを増やすことを心がけました。研修を積んだうえで、2024年に、念願のミリオンスター支社長に就任することができました。
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Q2 入社後の印象的なエピソード
玩具・バラエティ部門のブロック長を務めていた際に、当時支社長だった上長から、店長職へのキャリア変更を打診されたことが一番印象に残っています。当時は女性管理職が少なかったことから、女性店長発掘プロジェクトの「RISE!100」がスタートしたタイミングでもありました。
それまでは商品担当だったので、店長職に就くことは全く想像していなかったのですが、信頼する上長からの提案ということもあり、挑戦してみようという気持ちになりました。それからの半年間は、研修に毎週参加するとともに、すでに店長職に就いている女性の先輩方からも話を伺い、「私も視野を広くもてるようになりたい」「さまざまな分野で経験を積みたい」と、さらに意欲的に取り組めたと思います。そして、研修開始から6ヶ月後に店長デビューの機会に恵まれました。
あのとき一歩前に踏み出したことで、今の私があります。自分でも、研修を受け始めてからの変化には驚いているほどです。こうした機会を与えてくれた上長には、本当に感謝しています。
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Q3 PPIHの特徴である
「権限委譲」を
実感したエピソードPPIHには、年齢が若くても、能力があれば大きな仕事を任せる風土があります。職位に関係なく、アルバイトでも、価格設定や仕入の権限を与えられるケースがあるのです。私は現在、ミリオンスター支社長として、担当エリアの経営の決裁権を任されています。支社長のなかでは年齢が低い方ですが、私が「これをやります」と決めると、ほとんどの場合そのまま物事が進むのでやりがいは大きいです。
そして、支社長として重要な権限を持つなかで、最も気を配っていることは人事権です。マネジメントの要素には、物・お金・情報なども含まれますが、「人」に関わることは当事者の人生に関わります。そのため、人事起案はさまざまな角度から考慮し、最適解を出せるよう熟考のうえで実施しています。
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Q4 仕事において
大切にしている「価値観」人それぞれに価値観がありますので、どんなときも「主語の転換」を行うように心がけています。3店舗目の店長時代、スタッフの人数がどんどん増える時期がありました。その際に新たな悩みも生まれたことから考えが変わったのです。以前は自分の物差しで物事を測ることが多く、自身の過去の成功体験をもとに「正しい」「正しくない」と決めつける面があったのですが、それをやめ、まずは相手の話を最後までしっかり聞き、その人の考えをうまく活かすことを考えています。
また、「多角的な視点」も大切にしています。「本当にこれでいいのか」「もっとよくなるのでは?」「ほかにもやり方があるのでは?」と、鳥の目、虫の目、コウモリの目の3つの視点をもって安定志向と予定調和にならないよう意識しているのです。「コウモリの目」とは、「逆さまに見るような気持ちで、発想の転換をすることが大事」という意味で、現副社長から教わった言葉です。さまざまな角度から物事を見ることで社員の能力向上やキャリアップをサポートできると、達成感ともに大きな喜びを感じます。
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Q5 PPIHを選んだ理由
「枠に囚われたくない」ということもあり、ある程度裁量権を持って働ける企業を探していました。そこで、顧客として利用していたPPIHに魅力を感じ、入社を決めました。仕事を始めてから感じているのは、想像以上に自由な会社だということです。新卒の私にここまで権限委譲をしてくれるの?と、驚きとワクワクの連続で、現在に至るまで楽しく働けています。
「出る杭は打たれる」という言葉がありますが、PPIHには挑戦を歓迎する文化があります。企業理念の「顧客最優先主義」をベースに考えたことであれば、チャレンジの背中を押してもらえ、失敗したとしても次の成功に活かせばいいという風土が根付いています。また、キャリアに関係なくステップアップが可能なため、年功序列とは一番遠い会社なのではと思っています(笑)。現場での成功事例を全国的な取り組みとして展開していく点も、他社にはない魅力だと感じています。
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Q6 これからのキャリア目標
ひとつ目は、現職のミリオンスター支社長のなかで上位の番付を目指すことです。そして、支社長としては群馬県の商圏しか経験していないので、都心駅前やMEGA業態でも経験を積みたいと思っています。また、入社以来ずっと現場一筋ですので、自身の経験値を上げるためにも、今後は本社や間接業務も経験したいと考えています。