「デジタル・データ戦略」の本格活動
デジタル・データ戦略に関しては、国内外において、消費者は、DX指向に急速に変化しています。2019年にマシュマロ構想をスタートし、社内のデジタル部門の組織体制構築とデジタル推進を行ってきました。そしてこの大きな消費行動の変化にさらに対応すべく、2021年を機に新たにPPIHグループ全体のデジタル戦略を担うCXO※1職を設け、プロジェクトベースの「マシュマロ」からPPIH全体で取り組む実践ベースの「カイバラボ」※2と商号を変え、デジタル施策の本格化に向けて始動します。
当社国内アプリのmajicaの会員数も2022年5月末時点で964万人を超え、2022年リリース予定の新しいmajicaアプリのローンチによって、当社のDX化は、お客さまにも目に見える形で加速化してまいります。また、金融の取り組みも同時並行して行っており、決済においても、デジタル化に対応した挑戦を行ってまいります。
※1 CXOの"X"はアナリティクス、デジタル、データ、マーケティング、さらにそれぞれの分野を融合し顧客体験全体を創出する意味での"X"=エクスペリエンスといった横断的視座を持って課題解決に挑んでもらうことへの期待がこめられている
※2 「カイバラボ」とは、PPIHグループでは「売り場」のことをお客さまが商品を買う場という意味から「買い場」と呼んでおり、その「カイバ」の実験・研究を行う「ラボ」(研究所<英:laboratory>)のワードを合わせた造語。またPPIHグループの「海馬(カイバ):頭脳の中枢」と位置づけている
